2012年(平成24年)2月5日にボディー・ダンマ師は警察に拘束され、病院の一室に監視の下に置かれているとの情報が入った。
以下をご覧下さい。
カルナタカ州グルバルガにあるサンナティー仏教遺跡(アショーカ王の碑文がある重要な遺跡)
その仏教遺跡の中にヒンドゥー教の女神像とされるものが勝手に祀られていたことに抗議して、ボディー師とダリットリーダー
4人が女神像を外に運び出したところ、信仰礼拝物に対する冒涜の容疑で警察に拘束逮捕されたもの。
女神像はまた元の置かれた場所に戻されたというが、仏教遺跡に本来無かったものを勝手に祀ることは
違法なはずなのだが、こうした事例は各地にあって、常に紛争の種となっている。
 ナグプール北方のマンセル遺跡でも、いつのまにか遺跡の一角にシヴァリンガムが置かれていたりする。
撤去するがしばらくするとまた置いてあったりする。
今回の事件も本来、遺跡を保全監督するはずの役人が関わっていて、仏教遺跡を改変しているという
呆れた内容で、仏教徒たちの怒りは容易に収まりそうにない。
ボディー・ダンマ師は聖職者であるところからいわゆる留置場ではなく、病院の一室の
ようなところへ拘束され、監視下に置かれているようだ。
我々、日本の支援者も重大な関心をもって見守っている。
現地の各紙は州を越えて広がるこの騒ぎを伝え、ボディー・ダンマ師たちの
解放を要求する仏教徒たちの抗議行動はさらに広がっている。
http://www.onedropindia.org/


2013年(平成25年)8月15日
 ボディー・ダンマ師は冨士 玄峰が彫刻した釈尊像をレプリカとした5体のうちの最後の一体を日本より持ち帰っていたが
 いよいよ今年の8月15日に、岡山からボランティアとして鍼灸治療活動に訪問していたメンバーも参加し、300人の仏教徒民衆と共に、
 釈尊像の開眼法要と行進を挙行したと報告があった。場所はアンドラプラデシ州のテランガナ県、アディラバードに建設中の寺院の本尊としてである。
 これをもって仏像奉納を呼び掛けたナーガプロジェクトを終了いたします。長年に渡り、ご協力いただいきました皆様に衷心より感謝申し上げます。